下部川&雨河内川へ

さかい

2008年09月19日 21:09

9/14に、Sさんと身延の下部川&雨河内川へ出かけてきた。
Sさんとは、自分が釣りを始めたばかりの5月頃、地元の川での釣り場をググっていた際に見つけたホームページの管理人さんである。そのおかげで桃沢川に出入りするようになり、山田川をホームリバーとするようになったきっかけをくださった方である。
実際にお会いしたのもキャンプ場であった。
そんなこんなで、今回の釣行に誘っていただいたわけである。フライを始めて3ヶ月で初の遠征?である。

朝4時起床。前日の就寝は1時、結局3時間ほどしか睡眠をとっていない。ほとんど遠足前の小学生の乗りである。
身支度を調え、4時半に自宅出発。
待ち合わせ場所のコンビニには、4時50分頃に到着。
すぐにSさんも到着。昼飯を買って、5時にはコンビニを出発した。

大体、ここ数年、こんな早い時間に移動するなどなかったため、わくわく状態である。
裾野市から富士宮を抜け、身延線沿いに目的地の下部川へ。
さすがに早朝だけあって道が空いており、7時前には到着した。

下部川中流域の堰堤上部へ乗り入れて駐車。
やけに広いところである。







さっそく、スズメバチの歓待を受ける(とはいっても、一匹が飛び回っていただけだが)。
砂地には、シカ(カモシカ?)やタヌキなどの動物の足跡がたくさんついている。
自然を身近に感じた瞬間であった。

駐車位置から数百メートルはこの状態である。
上流を目指して、元川底?を二人で歩く。
川筋を見つけ、そこから釣り上がっていった。

一つ目の堰堤を上がり、緩やかな沢にでた。






下流側を見たところ。青いビニールシートが真ん中に見えるのはご愛敬・・・。
右手側に支流があり、Sさんは前回のリベンジということで、しばらく別行動となった。






何度となくパラシュートに反応があったが、合わせがうまくいかず。
今回は6ftのニューロッド&ニューリール、ニューライン。タックル全部おニューである。
つまり、入魂釣行である。

落ち合ったのち、次の堰堤までを釣り上がった。
その間も何度となく、サカナの反応はあったもののランディングに至らなかった。
1つめの堰堤に新しいたき火の後があったことから、えさづりの人がすでに入っていたらしく、反応そのものも渋かった。
だが、野生のアケビはものすごく甘かった。アケビを食べたのは30年ぶりくらいだろう。

午後からは、下部川を少し下り、雨河内川へ移動。
入渓地点の駐車場にて昼ご飯。

駐車場にて納竿していた多摩ナンバーの方たちと情報交換。
入渓地点から三段堰堤の間をすっ飛ばして、上流部に入ることとする。
そこまでは放棄された林道を藪漕ぎ半分で進んだ。

途中で、オニフスベを見つけた。実物は初めてだった。






再入渓し、しばらく釣り上がって・・・・、




やっと、サカナに出会えた。
ネットを出す姿があまりにへっぴり腰でかっこわるい・・・orz
まあ、入魂完了!である。






エルクヘアカディス#16にでたネイティブのアマゴである。
なかなかのプロポーションだった。





出たポイント。
ここからしばらく釣り上がったところにある堰堤で引き返す。
なにせ、堰堤の壁面に巨大なスズメバチの巣があるではないか。ふと見ると自分の周りを飛び回っている。
息を切らせながら上がってきたはずの岩場を飛び回りながら逃げた。
よくまあそんな体力があったものだと、自分を見直してみたりした。

ただ、駐車場に戻ったときに、サングラスとクリップオンの拡大鏡、フライパッチ(についていたフライなら判るのだが・・)がなくなっていることに気がつく。
また出費ネタができてしまった。

駐車場を後にしたのは16時頃。

ここは温泉もあり、蛍も有名なところらしい。
井伏鱒二ゆかりのヤマメ床もある。
来シーズンは嫁さん連れで温泉旅行(の合間にフライフィッシング)としゃれ込みたい。

Sさんとは、五竜の滝付近で別れた。
次の日、SさんからGoogle Mapで今回の釣り上がり経路をもらった。
かなり歩いたつもりだが、両川とも1kmも登っていない。

来シーズンは、Sさんの足手まといにならないよう、軽快な釣り上がりができるように練習しておこう。
きっと、ハヤ・ウグイ相手の練習になるだろうが。

とにかく、初めてづくしだったが、とても楽しい釣行だった。
やはり、フライフィッシングは楽しい。何もかも忘れて、ロッドを振るのがこんなに楽しいとは。
シーズンオフがつらいな。



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