カゲロウの舞

さかい

2008年09月07日 00:43

先週Tさんが釣り上がったところを攻めてみた。

道祖神が祭ってある駐車スペースにトラクターで農作業をしていた方に断って車を停めた。
「いつでも停めてもいいから」ということで、これからは気楽に停められる。




ここはいつもの鬼石ポイントから400mほど下流になる。
実のところ、初めてのポイントである。ひとりだとついつい楽なポイントに入ってしまうが、今日は気合いを入れて1時間で釣りあがれるところまでは行ってみることにした。




入渓して50m程度のところ。
ポイントだらけのように見えるのだが、自分のパラシュートには反応なし。
この先、100mほど上流で反応があったが、フッキングできず。




300mくらい進んだところのプール。
東側から枝が張りだしており、8ftのロッドはもう振れない。
ここにも絶対いるはずだが、ルースニングしてもでない。

ここで、カゲロウを舞うのを初めて見た。昼間にはっきり見たのは生まれて初めてだろう。
風景の写真を撮っておきながら、そのシーンを撮りそびれた。
そのくらい不思議なシーンだった。
一匹のカゲロウが同じ場所で上下に飛んでいた。種類は判らなかったが、羽や体の色、大きさからするとフタスジモンカゲロウではないかと思う。

羽ばたき、垂直に上にあがる。羽ばたくのをやめ、まっすぐ下におりる。これを何度も繰り返していた。
うっそうと茂った枝で薄暗い場所なのだが、そこだけ木漏れ日が当たって、カゲロウの羽が輝いていた。




プールから上流を見たところ。
この先が、以前15cm程度のアマゴをつり上げたところだ。

川は先週までの雨による増水も収まって、7月上旬の頃の水位になっている。
フライを沈めて流したところ、地球が釣れたのでティペットを切って、退渓し帰宅の途へ。


夕方、息子をバイト先に送っていったついでに、鬼石ポイントを眺めにいったところ、散発的ではあったがちびアマゴのライズが見られた。

結局、今日も釣れなかったが、最近釣れない理由が少しわかってきたようだ。
明日はタイイングに勤しむことにした。
どうもこのあたりが理由のようだ。


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